1.保険医療機関

 当院は厚生労働大臣が定める基準に基づいて診療を行っている医療機関です。

 

2.入院料について

・回復期リハビリテーション病棟(3階・4階)では入院患者13人に対して1人以上の看護職員(看護師

 及び准看護師)と入院患者30人に対して1人以上の看護補助者を配置しております。

・療養病棟(5階)では、1日に入院患者20人に対して1人以上の看護職員(看護師及び准看護師)と入院

 患者20人に対して1人以上の看護補助者を配置し、交代で24時間看護を行っています。

 

■看護職員1日あたりの勤務人数
 病  棟   1日あたりの勤務人数 
3階病棟 12人以上
4階病棟 12人以上
5階病棟 8人以上
■看護職員1人あたり受け持ち患者数
 病  棟 8時30分から17時まで 17時から0時まで 0時から8時30分まで
3階病棟 9人以内 17人以内 17人以内
4階病棟 9人以内 17人以内 17人以内
5階病棟 17人以内 17人以内 17人以内
■看護補助者1日あたりの勤務人数
 病  棟   1日あたりの勤務人数 
3階病棟 5人以上
4階病棟 5人以上
5階病棟 8人以上
■看護補助者1人あたり受け持ち患者数
 病  棟 8時30分から17時まで 17時から0時まで 0時から8時30分まで
3階病棟 17人以内 50人以内 50人以内
4階病棟 17人以内 50人以内 50人以内
5階病棟 9人以内 50人以内

50人以内

       

3.入院診療計画書、院内感染防止対策、医療安全管理体制加算等について

 当院では、入院の際に医師を始めとする関係職員が共同して診療計画を策定し入院後7日以内に文書によりお渡ししております。また、厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策、栄養管理体制、意思決定支援、身体拘束最小化の基準を満たしております。

 

4.明細書の発行について

 当院では医療の透明性や患者さんの情報提供を推進してゆく観点から、領収書の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目のわかる明細書を無料で発行しております。

 また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、明細書を無料で発行しております。明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されておりますので、その点ご理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合、その代理の方への発行を含めて、明細書の発行を希望されない方は、窓口にてその旨お申し出下さい。

5.施設基準等の届出事項について

厚生労働大臣が定める基準に適合しているとして近畿厚生局長に下記の届出を行っております。

 

■入院時食事療養・入院時生活療養費に係る届出

 当院では、入院時食事療養費(Ⅰ)の届出を行っており、管理栄養士によって管理された食事を適時

 (夕食については午後6時以降)にて適温で提供しております。

 

■基本診療料に係る届出

  • 回復期リハビリテーション病棟入院料1
  • 療養病棟入院基本料1
  • 診療録管理体制加算3
  • 療養環境加算
  • 療養病棟療養環境加算1
  • 医療安全対策加算2/医療安全対策地域連携加算2
  • 後発医薬品使用体制加算1
  • データ提出加算
  • 認知症ケア加算2
  • 医療DX推進体制整備加算
  • 初診料(歯科)の注1に掲げる基準
  • 歯科外来診療医療安全対策加算1
  • 歯科外来診療感染対策加算1

 ■特掲診療料に係る届出 

  • 薬剤管理指導料
  • CT撮影及びMRI撮影
  • 心大血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 脳血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 二次性骨折予防継続管理料2
  • 二次性骨折予防継続管理料3
  • 歯科治療時医療管理料
  • 在宅患者歯科治療時医療管理料
  • 有床義歯咀嚼機能検査1のロ及び咀嚼能力検査
  • 歯科口腔リハビリテーション料2
  • CAD/CAM冠及びCAD/CAMインレー
  • クラウン・ブリッジ維持管理料
  • 外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)
  • 入院ベースアップ評価料42
  • 歯科外来・在宅ベースアップ評価料(1)

 

6.保険外負担に関する事項について

■各種診断書等・文書の料金(1通につき)(税込)
病院指定書式診断書      3,300円 各種保険会社診断書 5,500円
死亡診断書 5,500円 自賠責請求用診断書

5,500円

自賠責請求用明細書 5,500円 回答書/症状照会書(保険会社)

5,500円

おむつ証明書 1,100円 簡単な証明書(医師サイン不要なもの)

1,100円

 

■その他(税込)

診療情報開示手数料(1件) 3,300円 診療録コピー(A4サイズ 1枚)

20円

画像コピー(CD-R 1枚) 110円 ネームバンド再発行料

110円

ベッドサイド設備使用料(1日)    330円 死後の処置料 22,000円
一般健康診断 8,800円 【歯科】入れ歯ネーム入れ

770円

※検査項目によっては金額が異なる場合があります

 

■各種予防接種 (1回につき)(税込み)

肺炎球菌ワクチン 9,000円 インフルエンザワクチン 4,400円
※神戸市の助成により異なる場合があります

 

■特別療養環境の提供

個室(トイレ付き)

311号・313号・314号・315号・316号

317号・318号・319号・320号

411号・413号・414号・415号・416号

417号・418号・419号・420号

511号・513号・514号・515号・516号

517号・518号・519号・520号

8,800円

個室(トイレ・シャワー付き)    312号・412号・512号

16,500円

 

■回数制限を超えて行う疾患別リハビリテーション選定療養費

心大血管疾患リハビリテーション料 2,255円 脳血管疾患等リハビリテーション料

2,695円

廃用症候群リハビリテーション料 1,980円 運動器リハビリテーション料

2,035円

呼吸器リハビリテーション料 1,925円    
 
■180日を超える入院に係る選定療養費について
1日につき 1,000円    

180日を超えて入院されている患者様には、入院基本料の85%のみが保険診療扱いとなり、残りの15%については「選定療養費」として患者様にご負担いただくことになります。

入院期間は厚生労働省定める計算により、原則として他の医療機関での入院期間も通算して計算されます。

選定療養費をご請求させていただく患者様につきましては、事前にご連絡させていただきます。

※厚生労働省が定める症状の方は、選定療養費の対象外になることもあります

※回復期リハビリテーション病棟・療養病棟への入院期間が含まれません

 

6.医療DXの推進について

・医療情報取得加算

 オンライン資格確認等システムを導入し、薬剤情報や特定健診情報、その他必要な情報の取得・活用に

 かかる評価を目的としています。

 ※マイナ保健証によるオンライン資格確認等の利用にご協力ください

 

・医療DX推進体制加算 

 当院では、医療DXを推進し、質の高い診療を実施するための体制整備を行っております。

 ①オンライン資格確認等システムにより取得した診療情報等を活用して、診療を実施しています。

 ②マイナ保険証の利用を促進し、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。

 ③電子処方箋や、電子カルテ情報共有サービスの導入を検討しています。

 

7.後発医薬品(ジェネリック医薬品)について

 当院では、後発医薬品(ジェネリック医薬品)を積極的に採用・使用しております。

 院外処方箋も発行いたします。

 なお、医薬品の供給が不足した際には同一成分・同一薬効の医薬品への変更、処方日数の変更などを行

 う場合がございます。また、必要な医薬品を確保するため、関連病院間の医薬品の融通、地域の医療機

 関との情報共有に努めております。

 ご不明な点がございましたら、主治医又は薬剤師にお尋ねください。

8.後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養

 令和6年度の診療報酬改定に基づき、令和6年10月から長期収載品(後発医薬品のある先発医薬品)

 を患者さんの希望で使用する際に、選定療養費として患者さんの自己負担額が発生します。

 

 選定療養費の対象となる場合

 ・院内処方(入院患者は除く)

 ・院外処方

 

 選定療養費の対象となる医薬品について

 ・後発医薬品が発売され、5年以上経過した先発医薬品(準先発品含む)

 ・後発医薬品への置き換え率が50%以上の先発医薬品

 

 対象から除外されるケース

 ・医師が医療上の必要性があると判断した場合

 ・在庫状況等により、後発医薬品の提供が困難な場合

 ・バイオ医薬品

 

 自己負担額について

 長期収載品(先発医薬品)の薬価と、後発医薬品で一番高い薬価の価格差から4分の1

 ※選定療養費には消費税もかかります

 

 ●詳しくは厚生労働省の【後発品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養について】をご確認ください


9.歯科歯科初診料の注1に規定する基準

 歯科外来診療における院内感染防止対策に十分な体制の整備、十分な機器を有し、研修を受けた常勤の

 歯科医師及びスタッフがおります。

 

10.歯科外来診療における院内感染防止対策

 当院では歯科医療における院内感染防止対策について、下記の通り取り組んでいます

 ・院内感染対策に係る指針等の策定

 ・院内感染対策に係る研修の定期的な受講ならびに従業者への定期的な研修の実施

 ・口腔内で使用する歯科医療機器などに対する、患者ごとの交換や専用の機器を用いた洗浄・滅菌処理

  を徹底する等の十分な感染対策を講じています

 

11.歯科外来診療における医療安全管理対策

 当院では歯科医療における医療安全管理対策について、下記の通り取り組んでいます

 ・医療安全管理、医薬品業務手順等、医療安全に係る指針等の策定

 ・医療安全対策に係る研修の受講ならびに従業者への研修の実施

 ・安全で安心な歯科医療環境を提供するための装置、器具等を設置しています

  設置装置等:AED・パルスオキシメーター・酸素・血圧計・救命蘇生セット・歯科用吸引装置

 ・緊急時には院内医師と連携し、対応します